学資保険とは?今さら聞けない基本やメリット・デメリットを解説!

公開日:2022/09/14

大切な子どもの進学に必要な資金を確保するために学資保険への加入を考えている人は多いと思いますが、学資保険を検討しはじめると、さまざまな種類があるので自分に合う保険がどれなのか、返戻率がどの程度なのかわからずになかなか決められません。ここでは、学資保険の内容や保険料、メリット・デメリット、返戻率などについてご紹介します。

学資保険とは

子どもの教育資金の準備のための保険を学資保険といいます。子どもが一定の年齢に達したときにまとまった額の給付金を受け取れるのが特徴です。

教育資金

貯蓄型の保険で、毎月決まった額の保険料を支払います。教育資金が必要になるタイミングでお祝い金や満期保険金を受け取ることができます。

万が一の場合

万が一契約者が死亡したり、高度の障害状態に該当したり、不慮の事故で身体障害の状態になった場合に、それ以降の払い込みは免除されます。保障は継続し、お祝い金や満期保険金の受取は可能です。親に万が一のことがあっても子どもの教育資金は確保されるので安心です。

タイミングが選べる

保険加入時に保険料の払い込み機関やお祝い金の受け取り開始年齢を選択できるので、それぞれのライフスタイルに合わせて積立を継続できて自由度が高いです。

所得控除対象

生命保険に該当するため、支払った保険料は生命保険控除の対象となるので、年末調整や確定申告で申請できます。

2つのパターン

学資保険には貯蓄型と保障型があります。貯蓄型は保険料の払い込みによって、教育資金を貯めることができるので、少しでも多く貯めたい人におすすめです。保障型には親の医療保険や子どもの医療保障などがついているため、万が一に備えたい人におすすめです。

学資保険の加入可能年齢や保険料

学資保険の加入可能年齢は多くの場合、0歳からとされていますが契約者である親と被保険者である子どもの年齢がどちらも低ければ低い方が保険料は安くなります。一般的に満了期間を大学入学時の18歳に設定することが多いため、加入が後ろにずれると毎月の負担が大きくなってしまいます。

現在では、妊娠中に加入できるものもあります。出産後はバタバタしてしまうため、妊娠中にゆっくりと検討する人も増えています。加入制限は小学校入学前の6~7歳が一般的です。月々の保険料は、満期金を200~250万円の間に設定した場合、1万3,000~1万6,000円程度です。

学資保険のメリット・デメリット

預貯金は積立てたお金を受け取るシンプルなものですが、学資保険は保険という名がついているので、積立以外に保障が付いてきます。学資保険にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。それぞれ見ていきましょう。

メリット

半強制的に貯蓄できる

毎月一定額の貯金をしようと決めても、なかなか続かなかったり貯金を取り崩してしまったりして失敗した経験がある人もいるでしょう。学資保険であれば、指定口座から決められた日に保険料として引き落としされます。

引き落とされたお金は解約するまでは自分の自由に使うことはできません。たとえ解約したとしても支払った金額より少なくなるため損をすることになってしまいます。貯金が苦手でも半強制的に貯蓄できます。

税制面の優遇措置

生命保険料控除の対象にあたるため、年間の払い込み保険料が8万円をこえるばあいには所得税で最大4万円、住民税で最大2万8千円の控除を受けることが可能です。そのため、年末調整や確定申告で申告することで節税につながります。

・契約者に万が一のことがあった際保険料免除

多くの学資保険では、契約者に万が一のことがあった場合、のちの保険料が免除されます。また、将来もらえる祝い金や満期保険料ももらうことができます。万が一自分に何かあった場合でも、子どもの教育資金に目途をたてることができて安心です。

払った保険料以上の受取

返戻率が100%以上の貯蓄型の場合、保険料で支払う金額よりも多い金額を満期に受け取ることができます。

デメリット

インフレに弱い

契約してから満期になるまでの間に物価上昇に転じたときに対応できないというデメリットがあります。これは契約時の返戻率で固定されているためです。また、低金利時に契約すると、同様の理由で支払った保険料よりも少ない金額しか戻ってこないため、タイミングに関して注意が必要です。

元本割れの可能性

基本的には満期まで保険料を引き出すことはできません。途中解約した場合には元本割れになる可能性が高いです。

学資保険の返戻率

返戻率とは、支払った保険料総額に対して受け取れる満期保険金等の総額の割合です。教育資金をいかに効率よくためることができるかを示す数字です。

学資保険から受け取れる金額の合計を支払った保険料の合計で割り、100をかけたもので、返戻率が100%超の場合支払った保険料より多く受け取れます。逆に100%を下回ると元本割れということになります。

まとめ

毎月自動引き落としで積み立てることにより、必要なタイミングでお金を受け取れる学資保険は、毎月コツコツお金を貯めることが苦手な人や、子どもを必ず進学させたい、預貯金よりも少しでも多くお金を増やしたい人におすすめです。

預貯金の場合、親に万が一のことがあった時点で貯蓄はとまりますが、学資保険であれば満期保険金がおり、教育資金として使えます。さまざまな保障を付帯することで一本化もできるのでおすすめです。

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